アウトドアブランドのコーヒー器具②[CAPTAIN STAG・LOGOS]

アウトドア 器具

近年のアウトドアブランドのコーヒー器具は品揃えが非常に豊富で楽しいですよね。
私も欲しいので今回調べて、ブログ記事という形でメモしました (*´ω`)
宜しければ皆さんも、「どんなのがあるのかな?」とちょっとのぞいてみてください。

アウトドア

今回(②)は、CAPTAIN STAG と LOGOS のコーヒー器具について書いていきます。

調べて驚いたのですが、ここまで充実していたのですね \(◎o◎)/!
特にCAPTAIN STAG の品揃えはコーヒー器具メーカー並みです。

CAPTAIN STAG

CAPTAIN STAG は新潟県三条市のパール金属株式会社が運営するアウトドアブランドです。
STAGとは牡鹿。CAPTAINですからそのリーダー(ボス)ですね。
人呼んで「鹿番長」。「リーダー」や「ボス」ではなく、なぜか「番長」なんですよね。

鹿

ブランドの特徴として、非常にコスパが高いです。
金銭的に余裕がある大人ならまだしも、例えば大学生がキャンプしようとすると金銭面で非常に苦労しますよね。
CAPTAIN STAGがなかったらキャンプデビューできなかったなんて方も多いのでは?

節約

CAPTAIN STAG のもう1つの特徴は品揃えが豊富なこと。
コーヒー器具についても、まさかこんな製品まであるのかと驚くほどの品揃えなのです。

どんな順番で示すか迷いますが……まさかこんな製品があるとは、と驚いたものから先に紹介することにします。

珈琲サイフォン

まさかサイフォンを扱っているとは……コーヒー器具ブランドならいざ知らず、アウトドアブランドのラインナップにサイフォンがあるとは完全に予想を超えました。

サイフォンは喫茶店でよく見かけますよね。

フラスコを火で炙ってお湯を沸かし、そこに上からロートを差し込みます。
ロートまでお湯が上がってきますので、ロート内でコーヒー粉とお湯を混ぜ合わせ、1分前後で火を止めると、コーヒーがフラスコまで下がってくる……というのがサイフォンにおけるコーヒーの淹れ方です。

すっきりとした飲みやすい味わいがサイフォンで淹れたコーヒーの魅力です。

水出しコーヒードリッパー

これを扱っているとは。またも予想外でした。すごいな鹿番長。

これは水出しコーヒーを淹れるための器具です。
2秒に1滴程度の水がコーヒー粉に落ちるように調整し、6~8時間かけて水出しコーヒーを淹れる器具なのです。
改めて考えてみると、気長に楽しむこういった器具はアウトドアに適している気がしないでもないですね。

6時間以上かけて水出しで淹れたコーヒーを焚き火で温めて飲む、なんていうマニアックな楽しみ方もできちゃいます。

また、水出しコーヒーを楽しみたい方には、次に紹介する製品もおすすめです。

珈琲 2WAYドリッパーセット

2WAYというのは、ドリップ(お湯出し)と水出しの両方に対応しているということです。
お湯出しは透過式、水出しは浸漬式です。

加えて電子レンジ・食器洗い乾燥機に対応していますから、アウトドアだけでなく自宅でも使いたくなります。
何て便利なのでしょう。

「トライタン」という樹脂製で、まるでガラスのように透明で、かつ強度も併せ持っています。
哺乳瓶にも使われるほど人体に無害なのも利点ですね。

サイズは2~5杯用です。
携行用の袋が付属します。

トライタン製のサーバーだけが欲しいという方は下記リンクへ。

珈琲 ドリッパーセット

天然木のドリップスタンドと、ステンレス製フィルター、そしてサーバーのセットです。

ペーパーフィルター不要で、とってもエコ。
ペーパーフィルターがオイルを始めコーヒーの成分をいくらか吸着するペーパードリップと比較して、金属製フィルターはより多くの成分が抽出されます。

金属製フィルターは洗って繰り返し使えます。
フィルターと台座に分かれますから洗いやすいですね。

サイズは2~4杯用です。

なお、ドリップスタンドがアルミ製のバージョン(下記)もあります。

温かみのある木製か、クールな金属(アルミ)製か、どちらのスタンドが好みでしょうか。

フォルダブル ステンメッシュフィルター

ステンレス製コーヒーフィルターです。
ペーパーフィルターの代わりにドリッパーに置いてドリップできます。
洗って繰り返し使えますよ。

いくつかのタイプがあります。
ドリッパー無しで使うために、カップの縁にかけられるフックが付いたものもありますし……

円錐形のものもあります。

フタ付ポップアップドリッパー

下記のマグに綺麗に収納できて、名前通りポップアップするドリッパーです。

なお、サーバーとセットになった製品もあります(色など、ポップアップドリッパー単体の製品と少々異なる点もあるようなので、ご注意ください)。

サーバーは「トライタン」と呼ばれる樹脂製です。
ガラスのように透明感がありますが、ガラスではないため割れ難いです。
アウトドアだとこの割れ難さがありがたいんですよね。
さらに哺乳瓶にも使われる素材であり、人体に無害なのがトライタンの特徴です。

コーヒードリッパー

折り畳んで携帯しやすいシリコン製ドリッパーです。
サイズは2~4杯用です。

珈琲ミル

ステンレス製の本体と、セラミック製の刃(臼)のコーヒーミルです。
こういったクラシックな雰囲気のミルの多くは木と金属を組み合わせて作られますが、こちらは珍しく全体(刃・臼はセラミックだそうなので、正確位には全体ではありませんが)が金属製です。
携行する際に強度の心配はあまりしなくて良さそうですね。
ただし、そもそも携行性は決して高くないため、この雰囲気にロマンを感じる方向けの製品です。
何てマニアックなんでしょう。

18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS

ステンレス製の本体と、セラミック製の刃(臼)のコーヒーミルです。

容量は約17gとのこと。
多めの1杯分といったところでしょうか。
ソロキャンプ向きでしょう。

なお、実はカーキとレッドもあります。

また、下記のヴィンテージグリーンのミルもあり、こちらはよく見るとベルトのデザインなども異なっています(こちらはハンドルをベルトに差せるようになっているようですね)から、単なる色違いではないようです

個人的にはこのヴィンテージグリーンのものが1番欲しいです。

ポータブルコーヒーミル

コンパクトに収納でき、携行性が高いコーヒーミルです。
収納ケースが付属します。

容量は約26gです。多めの2杯分といったところでしょうか。

アルゴ ドリップポット 木柄

本体がステンレス製、持ち手の一部やフタのつまみが木製のお洒落なドリップポットです。
細口で注ぎやすそうですね。

容量は600mlとの記載がありますが、これは満水容量で、適正容量だと400mlとのことです。

アルゴ 珈琲ドリップケットル

ドリップ「ケットル」なのですね。
ドリップ「ポット」は通常火にはかけず他で沸かしたお湯を移して使いますが、こちらはドリップ「ケットル」とのことなので火にかけられるのでしょう。
火傷に注意が必要ですが、最低限の器具だけ持ち出すアウトドアコーヒーに最適ですね。

細口で注ぎやすそうです。

ステンレス製です。
満水容量380ml、適正容量200mlとのことです。

アルゴ コーヒービーンズボトル

コーヒー豆の保存・持ち出しに使うボトルです。
側面に容量の目盛りが付いています。

コーヒー豆

LOGOS

LOGOSは、大阪府大阪市のロゴスコーポレーションが運営するアウトドアブランドです。

焚き火

キャンプを楽しくするユニークな製品が多く、また比較的安価な印象です。
ユニークで可愛らしいデザインから女性にも人気のブランドです。

LOGOS も、まさかこんな製品があるとはと驚いたものから先に紹介します。

LOGOS CAFE 生豆パック(ランドブレンド)

まさかLOGOSが生豆を販売するとは!

ブラジル、コロンビア、エチオピアのブレンドです。
約100gのコーヒー生豆がパッキングされています。

普段自宅で焙煎している人以外は、どうやって生豆を購入したら良いかもわかりませんよね。
ネット通販で探しても1kg単位で売られていることが多いですし、アウトドアブランドが少量の豆を販売してくれると買いやすくて良いですよね。

下記のような製品で、好みの加減に焙煎して楽しみます。

焙煎する際には下記の記事を参考にして頂けましたら幸いです。

LOGOS CAFE 生豆パック(デカフェ・モカ)

カフェインを90%以上カットしたコーヒー生豆です。
デカフェの生豆まで販売するとは予想を超えてきましたね。

エチオピアの豆です。
約100gのコーヒー生豆がパッキングされています。

LOGOS CAFE ドリップパック(ランドブレンド)

1杯分のコーヒー粉とフィルターが一緒になったドリップパックです。

ブラジル、コロンビア、エチオピアのブレンドです。
中煎りでマイルドな飲み口とのこと。

LOGOS CAFE ドリップパック(デカフェ・モカ)

カフェインを90%以上カットしたデカフェコーヒーを使ったドリップパックです。
カフェインがペットボトルのお茶の半分以下とのことですよ。

エチオピアを中深煎りにしてあり、軽やかな苦味のあるコーヒーです。

LOGOS CAFE コーヒーMYドリッパー(10枚入)

コーヒー粉10gを入れてドリップする紙製の使い切りドリッパーです。

このドリッパーを常に使う人でなくても、ドリッパーを忘れたときの予備としてこの製品を常に車に積んでおいたり鞄に入れておいたりしても良いのではないかと思います。

フレンチプレスコーヒーポット

ステンレス製フレンチプレスです。
持ち手が無いことと、シリコンのカバー(バンド)が特徴でしょう。

フレンチプレスというと紅茶用というイメージかもしれませんが、元々はコーヒー用なのです。
紅茶も淹れられますけどね。

満水容量は750mlだそうですが、基本的に満水にはしないと思います。
公式オンラインショップでは3カップ(480ml)までの容量が記載されていますので、そのくらいまでが適正な容量でしょう。

フィルターをネルに交換するのもおすすめです(詳細は下記の記事にて)。

ポータブルミル

携帯に便利な細身のミルです。
このような畳み方をする持ち手は珍しいですね。

粉受けを外して挽き目を調整します。

レイリー・ホーロードリップケトル 1.1L

ホーロー(琺瑯)のドリップケトルです。

ホワイトの本体にネイビー(紺色)のロゴが入ったレトロなデザインですね。
アウトドアで映えそうです (*´ω`)

ドリップ「ケトル」とあるだけあって直火OKです。
容量は1.1Lです。

ちなみに製品名についている「レイリー」はフィンランド語の "Leiri" だそうで、これは「キャンプ」を意味します。

見える!エスプレッソメーカー300

直火式エスプレッソメーカーで、抽出されたエスプレッソが見えるようになっているのが特徴です。
これは珍しいデザインですね。

下部のポットに水を入れて火にかけるのですが、このポットの容量が300mlです。
一方で、抽出されたエスプレッソが入る上部の容量は250mlです。

暑い時期のキャンプでは、エスプレッソトニックが美味しそうです。

涼しい時期のキャンプでは、ミルクを持っていって、アウトドアでカフェラテなんて素敵ですよね。

最後に

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

CAPTAIN STAG のコーヒー器具の品揃えにも驚きましたが、LOGOS の生豆にも心底驚きました。
コーヒーとアウトドアは非常に親和性が高いとは以前から感じていましたが、いよいよアウトドアブランドもコーヒーに本気を出していますね。

今後もコーヒー器具ブランドだけでなく、アウトドアブランドのコーヒー器具にもアンテナを張っていることにします。

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