電子レンジでコーヒー豆焙煎に挑戦①

電子レンジ焙煎コーヒー豆 焙煎

私はこれまで、手網焙煎、フライパン焙煎を経験してきました。

これらの焙煎には今後とも取り組んでいくつもりですが、他の選択肢も持ちたいと目下模索中です。
今回は電子レンジを使ったコーヒー豆焙煎に挑戦しました。

使用したのはこちらの容器。

ちなみに、HARIO製ですがコーヒー用ではありません。

挑戦1回目

さて、挑戦1回目です。
下記の通りに煎ってみます。

  • コーヒー豆(エルサルバドル)40g
  • 電子レンジ 出力600W、30秒ずつ加熱

正直なところ、1回目は失敗すると思っています。
というか、回目煎り過ぎまで煎って、どの程度煎ると限界なのか知っておきたいところです。
正直にいえば「炭」になるまで煎って経験を積みたいのですが……豆が勿体ないので、ぎりぎり飲める「極深煎り」で煎り止めしましょう。

なお、1回加熱するたびにヘラスプーンでかき混ぜます。
私が使ったこれは……何だっけ? ジャムスプーン?

攪拌

この調子で10回加熱して焙煎終了です(1回で30秒加熱、合計加熱時間5分)。

焙煎終了

物凄く深煎りになった箇所がありますが、それは想定通り。
問題は煎りムラがあることです。
調整が必要ですね。

調整法として考えたのは下記3つの方法です。

  1. コーヒー豆 40g → 30g(逆に50、60g程度まで増やすのも有りか?)
  2. 電子レンジ 出力600W → 500W
  3. 電子レンジ 30秒ずつ加熱 → 20秒ずつ加熱

今回焙煎していて感じたことなのですが、3の改善でうまくいく気がします。
というのも、挑戦1回目で30秒加熱していて、何度も20秒付近で加熱をやめたくなったからです。
今回は加熱をやめたくなっても我慢して30秒加熱するとどうなるか確認しましたが、次に記述する挑戦2回目では20秒で止めます。

挑戦2回目

下記のようにやり方を変えて(赤文字部分)、2回目の挑戦です。

  • コーヒー豆(エルサルバドル)40g
  • 電子レンジ 出力600W、20秒ずつ加熱
焙煎終了

先ほどより綺麗に煎ることができました。
なお、今回は極深煎りにはしませんでした。ハイローストくらいでしょうか。

ひとまず上手く煎ることができたと言えると思います。

飲んでみてもしっかりと風味が出て、かつクリア

電子レンジ焙煎コーヒー

これは美味しいですね (*´ω`)

ただ……この焙煎度(ハイローストくらい)に達するまで30回加熱しました。
1回で20秒の加熱ですから合計加熱時間は10分で、これはコーヒー豆の焙煎に要する時間としてはさほど長くありません。
でもですね……加熱回数があまりに多すぎて面倒なんですよ。
これは今後の課題としておきます(後述します)。

今後の課題

まずまず上手くいきましたが、今後の課題もあります。

  • 加熱回数が多い
  • 器の中心部の豆が焦げやすい
  • フタを使っていない

加熱回数が多い

挑戦2回目では20秒ずつという短時間の加熱にしたため、加熱する回数が多くなってしまいました。
30回です。面倒ですよね。

加熱と次の加熱のインターバルをもっと短くすれば、煎りムラが生じるリスクと引き換えに加熱回数は減らせるでしょう。
そして、そもそも、もっと浅煎りで飲んでも良かった訳です。
……ですが、1回20秒の加熱だと、いくら加熱回数を減らしても、それなりの回数にはなると思うのですよ。

1回20秒 → 30秒にする代わりに加熱回数を減らし、そのせいで生じやすくなる煎りムラをどうにかしたいところです。

器の中心部の豆が焦げやすい

下記は挑戦1回目の焙煎途中の写真なのですが、中心部だけ強く加熱されているのがわかるでしょうか?

中心部だけ焼けてしまった

どうしても電子レンジの中心部に置いたものは強めに加熱されてしまいます。
対処したいところですね。

案1:加熱するたびに電子レンジの中で器の位置を変える

現状、電子レンジの中心に器を置いて加熱しています。
加熱するたびに位置を変えてみてはどうか、というのがこの案1です。

案2:もんじゃ焼きのように「土手」を作って、器の中心のコーヒー豆を空ける

器は今回のように電子レンジの中心に置いて、その代わり、もんじゃ焼きを焼くときのように土手を作り、器の中心のコーヒー豆を空けるというのがこの案2です。

土手を作る

この形を崩さないように何かで補助しましょうか……こんな感じですかね?

中心に器

何かに似てますね……そう、シフォンケーキの型!
このガラスの器を使うのも良いですが、電子レンジで使えるシフォンケーキの型を買ってきても良いかもしれません。

フタを使っていない

今回使った容器には、フタが付属しています。

このフタを活かせれば良いのですが、現状そこまでは工夫できていません。

水分を飛ばさないと乾煎りにならずに蒸されてしまいますから、最初はフタ無しが良いでしょうか。
そしてある程度水分が飛んだ後にフタをして、こもった熱で積極的に加熱していく、といった形ですかね。
このフタをいつ外しましょうね……
ん-…… (;^ω^) フタを使いこなすには色々とミスを繰り返す必要がありそうです。

最後に

最後までご覧頂きありがとうございました
今回のタイトルは「電子レンジコーヒー豆焙煎に挑戦①」……そう①です。つまり②を書く予定です。
②では、より少ない手間で焙煎できるように工夫するつもりです。
せっかく電子レンジを使うなら、手軽に焙煎したいですもんね。

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