無印良品で良いものを見つけました。
タイトルの通り、ウェーブフィルターケースに丁度良い容器(本来は弁当箱)です。

この容器を見つけた経緯
ウェーブフィルターは立体的な形状の少々特殊なコーヒーフィルターです。
台形・円錐形ドリッパーのフィルターは平らなので型崩れの心配はほぼありませんが、ウェーブフィルターは保管・持ち運びの仕方によっては型崩れしてしまいます。
優れたフィルターで外コーヒーでも是非使いたいのですが、持ち運ぶためのケースが欲しいところです。
実は、メーカー(Kalita)がケースを販売しています。
柔らかい生地を使ったケース(下記)で、これが好みや仕様用途に合う場合は、もちろんこれを使えば良いと思います。
一方で、ハードケースでないと鞄の中で潰れてしまうなど、ハードケースが欲しい事情もあると思いますが、その場合は自分で探すことになります。
これがなかなか難しいのです。
「別に円柱形の容器なら何でも良いでしょ」と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。
というのも、ほとんどの円柱形の容器は、口付近がくびれています(下写真の矢印)。

例を示すのに丁度良い容器が無かったんです (^^;)
ウェーブフィルターを取り出す際、このくびれに引っかかってしまうため、こういった容器は今回の用途に向かないのです。
入れられなくはないのですが、気になるんですよね……
そんなわけで、くびれがなく、スムーズにフィルターを取り出せる容器を探していました。
これがなかなか見つかりませんでした。
見た目もシンプルで洒落たものをなんてこだわると、さらに見つかりません。
ずっと探していて……先日、無印良品のお店に行ったときに見つけたのが、今回の容器です。
無印良品の丸型弁当箱
ポリプロピレン製の丸型(円柱形)弁当箱です。

無印良品らしいシンプルなデザインが良いですね。
スクリューキャップ(回して開け閉めするフタ)です。
これは弁当箱ですから、しっかりとしたパッキンが付いていて密閉されます。
約205ml、約260ml、約460mlの3サイズです(正確に容量を書きたいのですが、製品のラベルにも「約」と書いてあって……)。
このうち1番大きな約460mlのみウェーブフィルターが入ります。
当初はこのサイズだけ買って帰ろうかとも思ったのですが、他のサイズも色々入れられて便利なのではないかと気付いて結局3サイズとも買ってきました。
色々な用途に使う容器を同じもので揃えると統一感が出てお洒落にしやすいですしね。
約460ml

1番大きいこのサイズ(約460ml)のみ、ウェーブフィルター(Kalitaの155)が入ります。
新品(50枚入り)が全部入りました。

フィルターを袋から出して容器に入れると下記写真のような感じ。
これも新品(50枚入り)を全部入れています。

サイズぴったりですね。いわゆる「シンデレラフィット」というやつです。
口付近にはくびれも出っ張りもありませんから、フィルターを取り出すときに全く抵抗なく取り出せます。

こんなに内側に余計なものが無いデザインも珍しいのではないでしょうか?
パッキンにより密閉されますから、コーヒー豆の保存や持ち運びに使っても良いですね。

上の写真で容器に入れているコーヒー豆は127g(私はよく150gの生豆を焙煎するのですが、主に水分の蒸発が原因でこのくらいの分量になります)です。
もう少し入りそうですね。
コーヒー豆の体積は、焙煎度にもよりますが、100gでおおよそ300ml程度です。
つまり、このサイズ(約460ml)だと、150g前後のコーヒー豆が入る計算です。
豆の保存によく使われるガラス製容器と比較したときの長所の1つは、遮光してくれることでしょう。
決して遮光性が高い訳ではないでしょうから強い光は透過すると思いますが、透明な容器を使うのとは違ってくるはずです。
コーヒー豆を日の当たらない場所で保存するのは基本ですよね。
皆さんはコーヒー豆をどのように保存しますか?
私の場合、基本的には常温で熟成させて、好みの熟成度合いになったら冷凍庫に移します。
表示を見ると、この容器は冷凍庫にも入れられるようです。
実は冷凍庫に入れてはいけない容器って意外に多いのですが、この容器は大丈夫なようですね。
約290ml

私にとってコーヒー豆を持ち出すのに1番使いやすいのはこのサイズ(290ml)です。
先述したように焙煎豆は100gで300ml前後ですので、100gに届かないかも、くらいの容量ですね。
コーヒー豆を持って1人で出かけて、湧き水を汲んでお湯を沸かし、ドリップして飲む……というのが私の趣味なのですが、日帰りの一人旅だと100g弱の豆でも余裕があります。

約205ml

私がこのサイズ(205ml)を購入したのはネルフィルター(と水)を持ち運ぶためです。

ネルフィルターは水に浸して保管するので、水漏れしない容器があれば持ち運びやすいのです。
この容器は弁当箱ですからフタのパッキンもしっかりしていますし、最適と考えました。
アウトドアでネルドリップコーヒーなんて最高に贅沢ですよね。

また、コーヒー豆を持ち運ぶのにも適しています。
容量約205mlだとコーヒー豆が70g弱入ると思います。
日帰りの1人旅であれば、このくらいの容量でも十分かもしれません。
また、生豆ならば、密度が高いため、この程度の容量(約205ml)でもそれなりの量の豆を持ち運べます。
注意事項として、焙煎すると膨張しますから、この容器に入れた生豆を焙煎して再びこの容器に入れようとしても溢れます。
ある程度飲んで量が減ってから入れれば入りますけどね。
最後に
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
良さそうな製品を見つけてテンションが上がり、各サイズを買って帰ってきました。
「本来の用途とは違っていても使いやすい道具」を見つけるのも楽しいですよね。
コーヒーに関する雑多なことを記録するのが当ブログ「コーヒー雑録」です。
今後も何か良いものを見つけたら記録していこうと思います。
コメント