ポリプロピレンマグをコーヒー豆容器に[無印良品]

並べた容器 器具

無印良品をふらついていたときのこと。
無駄の無いデザインのマグ? 水筒? みたいなものを見つけてピンと来ました。
コーヒー豆を入れるのに丁度良いと。

無印良品「ポリプロピレン マグ」

ポリプロピレン マグ

今回無印良品で購入した「ポリプロピレン マグ」は、本来は飲み物を入れる水筒の役割を果たすものですが、今回はコーヒー豆を入れるのに使います。

この製品の仕様の中でも、コーヒー豆の保存にとって重要なのは以下でしょう。

  1. 容量 400ml
  2. 耐冷温度 -20℃

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.容量 400ml

容量は400mlという表記があります。

ただ、適正な量を入れた時の容量かそれとも満水容量なのかについては記載がありません。
氷止め(内蓋)が付属することを考えると、これより下まで入れて400mlでしょうか?

氷止め

だとすると、氷止めを使わずにコーヒー豆を入れればもっと入りそうですね。

なお、コーヒー豆は焙煎度にもよります(浅煎りは重くて小さく、深煎りは軽くて大きい)が、目安としては100gでおおよそ300ml程度ですから、400mlであれば133g程度という計算です。

2.耐冷温度 -20℃

家庭用冷凍庫はおおよそ-18℃が目安だそうです。
この容器の耐冷温度は-20℃ですが、くれぐれも注意してください、飲み物を入れた状態で冷凍庫に入れるのは危険です。

理科の授業で習うことですが、液体から個体になったときほとんどの物質は縮小するのに対し、水は珍しく膨張する変わった物質です。
つまり、水(を含む飲み物。大体どんな飲み物も水を含むと思いますが)を凍らせると膨張して容器に負荷がかかる訳です。

氷

ただし、今回はコーヒー豆を入れますから、飲み物を入れるのとは事情が異なります。
この容器は本来長く冷凍庫に入れっぱなしにする用途のものではないはずですが、コーヒー豆を入れるだけなら冷凍庫でも使えそうだと思っています。

コーヒー豆

私の場合は、こんな感じで使います。

  • 焙煎当日のコーヒー豆を容器に入れる
  • 常温で5~7日程度熟成させる
  • 狙った熟成度合いで冷凍庫に入れて熟成を止める

私の場合は、自宅で焙煎しますので焙煎から0日のコーヒー豆をこの容器に入れることになります。
焙煎直後の豆は味が暴れ、香りも煙臭さに隠れがちのため、熟成が必要です。

あまりに低温では熟成が遅いため、熟成期間中は常温(室温)で保存します。
ただし夏場だと部屋によっては暑くなりすぎる場合もあるでしょう。
そのような場合は冷蔵庫の野菜室などで熟成させることも必要になるかもしれません。

5~7日程度熟成させ、ちょうど良い熟成度合いで冷凍庫に入れて熟成を止めます。
それで耐冷性が気になる訳ですね。

焙煎機

なお、焙煎店で豆を購入した場合、焙煎からどの程度経った豆なのかは基本的にはわかりません。
一部のお店では焙煎日の記載がありますが、そういったお店は決して多くないですからね。

そういったときはお店の方に焙煎からどの程度経っているか聞いてみましょう。

焙煎から5~7日以上経っていれば、すぐに冷凍庫に入れてしまってよいと思います。

もっと新しければ幸運です。
最初は常温で熟成させ、味が変化する過程を辿って頂くとコーヒーの醍醐味を味わえます。
これがベストというタイミングで冷凍庫に移して熟成を止めれば、その風味が長続きします。

コーヒー豆を入れてみよう

密閉性を高めてコーヒー豆の劣化(香りの揮発など)を防ぐため、こちらのポリ袋を併用します(必須ではありません。念のため併用するだけです)。

下記の記事で使っているポリ袋のサイズ違いですね。

容器の中にポリ袋を入れて、その中に煎り立てのコーヒー豆を入れます。

コーヒー豆を入れると

この頃は焙煎直後ですので、煙臭さを除くためにあえてポリ袋の口は開けたままです(畳みません)。

数日経てば煙臭さは抜けてきますし、何よりある程度コーヒー豆を消費するでしょう。
すると、容器の空き容量とそこに侵入する空気が増えます。
したがって、コーヒー豆が減ってきたら下の写真のように袋上部の余剰部分を畳みます。

コーヒー豆が減ってきたら

好みの熟成度合いになったら冷凍庫に入れて熟成を止めることもお忘れなく。

下記写真の容器内にて熟成中(ときどき淹れて熟成過程を楽しみつつ)です。

並んだ容器

シュッとした感じ (*´▽`*)
コーヒー用品は次から次へと欲しくなって置く場所に困ることも多いですから、このような場所を取らない細くて背の高い容器は有難いですね。

壁紙も白のため、白い容器がちょっと馴染み過ぎて締まりがないような気もします(;´∀`)
でも清潔感はありますよね。

ラベルを付けたいですね。
黒いラベルなんかよく合いそうです。
良いものを見つけました。

買ってみました。
このラベルとペンの組み合わせならば濡らしたティッシュで拭けば文字を消せますので、新しいコーヒー豆を入れるときにはラベルの文字を書き換えられます。

黒いラベル

……我ながらシナモンロースト多くない? 
浅煎りにハマる時期と深煎りにハマる時期があるんですよね。
ちなみにラベルに書いた日付は焙煎日です。

もうちょっと格好良い字が書けると良いんですけどね。
レタリングを勉強しようかな( ;∀;)

最後に

ブログを読むと「○○がおすすめ」という記事と「○○してみた」という記事があります。
普段どうしても前者の記事が多くなってしまいがちですが、本ブログ「コーヒー雑録」は本来、後者の記事を書くつもりでした。

うまくいくかわからなくても、コーヒーに関する色々なことに挑戦して、それを雑にでも良いから記録するようなブログにするつもりだったから「コーヒー雑録」という名前を付けたのです。
今回はまさに本来書きたかったタイプの記事が書けたと思っています。

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