アウトドアブランドのコーヒー器具①[snow peak・UNIFLAME]

焚き火 器具

コーヒー好きさんは様々なコーヒー器具ブランドの製品をチェックしているかもしれません。
でも、アウトドアブランドの製品までカバーしているでしょうか?
かくいう私も、アウトドアブランドのコーヒー器具について把握しているようで、意外に知らないことも多いのではないか……そう思って今回まとめてみることにしました。

焚き火コーヒー

なぜそんなことをするかというと、私も欲しいんですよね (*´ω`)
つまり今回(①)から何回かに亘って(何番まで続くか不明です)、私が購入品を選ぶために、どのメーカーがどのようなコーヒー器具を扱っているのかブログという形でまとめておこうと思います。

初回(①)の今回は、snow peak と UNIFLAME のコーヒー器具についてまとめます。

snow peak

snow peakは新潟県三条市のアウトドアメーカー(ブランド)です。
業界トップクラスの高い品質で、多くのキャンパーの「憧れのブランド」です。

幅広い品揃えで、もちろんテントやタープなども高品質の製品が揃っていますが、コーヒー関連の器具にしても機能性・デザイン性ともに本当に考え抜かれているのがわかります。

フィールドコーヒーマスター

最初に紹介するのがこちらの製品です。
アウトドアショップで見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

私もアウトドアショップで見かけて、そして思いました。
なぜドリッパーを吊り下げるのだろうか、と。
今回ちゃんと調べて、ちゃんと意味があったのだと知りました。

これは単なるケトルとドリッパーのセットではありません。
もちろん普通にペーパードリップすることもできますが、実は、パーコレーターとしても使えるのです。
これは調べて本当に驚きました。ずっと知らなかったもので (^^;)

下記は、以前パーコレーターについてまとめたときに図示した、コーヒーがはいる仕組みです(一般的な形状のパーコレーターの場合なので、今回紹介している製品とは少々形状が違いますが)。

パーコレーターの仕組み

空洞になった支柱の中をお湯が上がり、上部から噴き出すことでコーヒーを淹れるようになっているのがパーコレーターです。

今回紹介している「フィールドコーヒーマスター」のドリッパーを吊り下げるスタンドの支柱をよく見ると、空洞になっています。
パーコレーターとして使う場合、ここをお湯が上がり、コーヒーを淹れるようになっているのですね。

一般的なパーコレーターの場合、ペーパーフィルターを使わないため粉がどうしてもコーヒーの中に混ざってしまいます。
でもこの「フィールドコーヒーマスター」の場合、ドリッパーにペーパーフィルターをセットしますから、コーヒーに粉は混ざらないでしょう。
口当たりの良いコーヒーが淹れられるはずです。

また、先述したようにペーパードリップすることもできますから、用途が広いですね。
注ぎ口が反り返って、注ぎやすそうなケトルです。
これはかなり欲しいです (*'▽')

フィールドバリスタ ケトル

アウトドアブランドのケトルの中でも、特に注ぎやすい形状をしていると思います。
ケトルとドリップポットの中間のデザインでしょう。
持ち手の木目のベージュと、持ち手の金色の留め具がアクセントになっていますね。

持ち手を取り外せるようになっていて、外せばケトルの中に入れられます。

しかも後述する フィールドバリスタ ミル もケトル内に一緒に入れられるため、パッキングが容易なんですよね。
パッキングといえば、キャリング用の袋が付属しており、その中にはフィールドバリスタ ドリッパー(これも後述します)をケトルに沿う形で入れられます。

つまり、「フィールドバリスタ」シリーズをまとめてパッキングできるようになっていて、キャリング性を上げているわけですね。
うん、良いです、とても。欲しい (*´ω`)

フィールドバリスタ ミル

キャリング性に優れたコーヒーミルです。

粉受けは、ネジ山などはなく、スポッと抜いたり差し込んだりといった作りです。
この粉受けを外し、ダイヤルを回して挽き目調整します。
清掃する際には、このダイヤルを緩め切って臼を外して行います。

持ち手を折り畳める機構が特徴的です。
ステンレス製本体とセラミック臼のミルは数多くあれど、このミルほどすっきりと持ち手を収納できるものは他にないのでないでしょうか。
これに似たほとんどのミルは、持ち手を外してシリコンなどでできたベルトに差し込んだり、ただ持ち手を外すだけなんてものが多いのです。

先述した フィールドバリスタ ケトル の中に入れて持ち運べます。
木製の持ち手に、ケトルのフタ部分との統一性を感じられて良いですね。

フィールドバリスタ ドリッパー

キャリング性の高い円錐形ドリッパーです。
6つのパーツに分解でき、付属の収納ケースに入れて持ち運べます。

このデザイン性ですよ (*´ω`)

フォールディングコーヒードリッパー

これもまた有名な製品ですね。
折り畳みできるドリッパーです。
円錐形のペーパーフィルターを使用できます。

ドリップ

チタンカフェプレス

要するにフレンチプレスなのですが、火にかけることができる点が普通とは違います。

まずお湯を沸かして火から下ろし、粉を入れたらフタをします。
3~4分後待ったらプレスして、カップに注ぎます。
テクニック要らずで美味しいコーヒーを淹れられます。

容量は3カップとのことですが、1カップ何ml で計算しているのかがわかりませんね。
普通はコーヒーカップの容量というと120~150ml 程度ですから、そのくらいでしょうか。

CUP2や3という目盛りの隣に、ml 単位の目盛りもあり、1番上で500ml です。
これ以上淹れると沸いたときに溢れそうですから、これが沸かせる量の限界と思って良いと思います。

鍋のようにも使えるでしょうから、お湯を沸かしてココアやスープを淹れられます。
500ml のお湯があれば、ほとんどのカップ麺も作れますね。

チタン製のため非常に軽量で、持ち手が畳めるため、高いキャリング性を誇ります。
ケース(袋)も付属しますしね。
鍋・ケトルの替わりに携帯しても良いかもしれません。

チタンダブルマグ

チタン製で軽量なマグです。
二重構造であり、保温・保冷性能が高く、そして熱い飲みものを注いでも外側は熱くなりません。

これは相当有名な製品ですよね。
使用している方が相当多いイメージです。
やっぱり良いですねぇ (*´▽`*)

UNIFLAME

UNIFLAMEは、新潟県燕市の株式会社新越ワークスが運営するアウトドアブランドです。
ちなみにFLAME(炎)です。FRAME(枠組み)ではありません。

焚き火

焚き火ロースター

コーヒー豆の焙煎に使える小型の手網です。

手網の中でも特にキャリング性が高いです。
持ち手を畳めて付属ケース(袋)に入れて持ち運べます。

また、状況に合わせてハンドルの長さが調整できます。

UFキャニスター

これはコーヒー豆用というより調味料用の容器です。
「SALT」「PEPPER」などの調味料表示シールが付属するのですが、その中に「COFFEE」というものがありますので、メーカーもコーヒー豆を入れることは想定しているのだと思います。

容量は満水にして約160ml とのこと。
コーヒー豆の体積は焙煎度や豆毎の形状の個性により変わりますが、160mlですと目安としては50g超くらいでしょうか。
ソロキャンプかつデイキャンプであれば十分な容量ですね。
私にはドライブして綺麗な景色を見つけたら車を停めてコーヒーを淹れる、という趣味があるのですが、日帰りなら50g程度持っていけば十分だと思います。

ちなみに同様のキャニスターを複数揃えるとスタッキングできます。
さほど高価なものではありませんから、複数購入して、こっちにブラジル、あっちにコロンビアと……複数のコーヒー豆を持ち出したり、1つに砂糖を入れたりしてもいいですね。
このように複数のキャニスターを持ち出す場合には、次に紹介するケースが使えます。

キャニスターメタルケース3

先述したUFキャニスターを3つ入れられるメタルケースです。
ケースのフタを開けたら浅煎り・中煎り・深煎りと並んでいて、気分で1つ選んでドリップ……なんて良いですよね。

UFコーヒーミル

アウトドアブランドのミルの中では大きめですね。
上部の豆を入れるホッパーの容量は50g程度で、下の粉受けは150g程度です。
何杯分も1度に淹れようとすると、これくらい容量がある方が良いですよね。

挽き目調整はホッパーの中心部を操作します。
持ち手を外して調整した後、持ち手を付けて挽きます。

コーヒーバネット

バネのような構造でキャリング性の高いドリッパーです。

脚部形状やサイズが違う3種類があります。
cuteが小さく、grandeが大きめ、そしてsierraがシェラカップ専用の少し形状の違うバネットです。

これは相当有名ですよね。
コーヒー好きさんなら当たり前に知っているであろう製品です。
でも、アウトドア好きさんはまだしもコーヒー好きさんは、ブランドがUNIFLAMEだと知らない方はいるかもしれませんね。
言い換えれば、ブランドを知らない方でもこの製品は知っているくらい有名な製品ということです。

スタッキングマグ

チタン製で軽量なマグですただし、持ち手はステンレスのようですね。
スタッキング可能で、複数持ち出すときのキャリング性が高いですね。

最後に

最後までご覧頂きありがとうございます。
今回紹介した超有名な2ブランドでさえ、調べてみると知らなかった機能性やブランドの配慮があって面白かったです。
次回(②)では、別のブランドのコーヒー器具についてまとめる予定です。

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