パーコレーターで焚き火コーヒー[キャンプにはこれ]

パーコレーター 器具

本記事のテーマはコーヒー抽出器具「パーコレーター」です。

そもそもパーコレーターとは何なのか。
どんな構造・仕組みで、どのように淹れるのか。
コーヒー抽出以外の使い道についても書いていきます。

パーコレーターとは

パーコレーターは、主にキャンプで使われるコーヒー抽出器具の1つです

パーコレーター

1800年代にフランスで生まれ、その後1860年代~1890年の西部開拓時代のアメリカに広まりました。

西部開拓時代といえば「カウボーイ」ですよね。

当時テキサスで野生化していた牛を捕まえた場合、近くの町(テキサス)で売るより、東部行きの鉄道の駅(そこから他の地に輸送する)があったカンザスまで牛を追って旅をし、そこで売った方が何倍も高く売れました。
カウボーイ達が牛を追うこの旅は「キャトルドライブ(Cattle drive)」と呼ばれます。

この過酷な旅では宿になど止まれません。野宿です。
カウボーイ達が焚き火を囲んでコーヒーやバーボンを飲み、ブランケットやキャンバス地にくるまって横になる……西部劇でよく見るシーンのようなことが実際に行われていました。

焚き火

かっこいいですよね (*´▽`*)
当人達は大変だったでしょうが、こちらとしては彼らのスタイルに憧れてしまいます。

彼らはポットの中に水(お湯)もコーヒー粉も一緒に入れて煮出すことも多かったようですが、当時広まったパーコレーターを使うこともあったのでしょう。

構造・仕組み

パーコレーターは本体(下写真の左)とバスケット(下写真の右)からなります。

パーコレーター

特にバスケットは謎パーツにしか見えないと思いますが、これがパーコレーターの心臓部です。
バスケットのフタを外すとコーヒー粉を入れられます。
また、支柱部分の内側は空洞になっていて、土台部分から入ったお湯が支柱上部まで通るようになっています。

パーコレーターを本体の中に入れて使います。
図にしてみました(下図)。イメージが湧きますでしょうか。

淹れ方

下記の手順で、簡単に淹れられます。

  1. パーコレーター本体に水を入れて火にかける
  2. コーヒー豆を粗目に挽き、バスケットに入れておく
  3. お湯が沸いてからバスケットを入れてフタをし、3~4分程度火にかける
バスケットを入れる

細かいことを気にせず大雑把に楽しむのも有りかと思いますが、もし味にこだわるなら次の2点に注意します。

  • コーヒー豆は粗目に挽く
  • バスケットを入れてから4分を超えて加熱しない

コーヒー豆を粗目に挽くのは、細かな粒(粉)がコーヒーに混ざることを防ぐためです。

コーヒー粉

現代では普通コーヒーミルを使うと思いますが、その昔カウボーイ達はバンダナなどにコーヒー豆を包み、ハンマーや斧の背あるいは拾った石で叩き割っていたと言います。
現代でも「ミルなんて使わず斧(の背)で叩き割ったコーヒー豆(粉)が1番うまい」なんて言ってワイルドに楽しむ方もいるようですね。

また、煮詰まることを避けるため、バスケットを入れてから4分を超えて加熱しないようにします。
パーコレーターの特徴(短所かな)の1つは抽出されたコーヒーが引き続き加熱されることです。
煮詰まらないうちに加熱を終えることを意識しましょう。

コーヒー好きさんなら、パーコレーターを知っている方が多いと思います。
そして、知ってはいるけど持ってはいない、という方も多いのではと思います。
私もそうでした。原因は、煮詰まって美味しくないのではないかと思えたことです。
しかし、実際に試してみたところ、バスケットを入れてから4分で火から下ろせば、煮詰まらずにちゃんと美味しいコーヒーが淹れられました。

ケトル(やかん)としても使える

パーコレーターはコーヒー抽出器具の中でも珍しく、コーヒーを淹れる用途以外で使うことができます。
というのも、本体だけ(バスケット無し)ならケトルと変わらないのです。

外観も製品によってはクラシックなケトルのようで雰囲気があります。
長く使って煤が付いた外観も、味があって良いですよね。

焚き火

パーコレーターだからといって、コーヒーを淹れるのに必ずしもバスケットを使わなければならないわけではありません。
パーコレーターをケトルやドリップポットのように使って、ドリッパーを使って淹れても良い訳です。

ドリップ

アウトドア用ケトルの購入を考えている方は、パーコレーターを候補に入れると選択肢が増えますよ。
何を隠そう私はケトルを買いに行って、パーコレーターを購入して帰ってきました。

最後に

いかがでしたでしょうか。
簡単に美味しいコーヒーを淹れられて、ケトルとしても使えるパーコレーター。
キャンプに最適なコーヒー抽出器具です。

なお、淹れたい分量に見合った容量のものを選ぶことをおすすめします。
必要以上に大きなサイズを選んで少量淹れようとすると、お湯がバスケットの支柱部分を上がらず、コーヒーを淹れられないという事態にもなり得るからです。

↓小さめ(3カップ用)

↓本記事の写真に写っているパーコレーターはこちら(大きめ8カップ用)

↓ホウロウのパーコレーターもありますよ(大きめ8カップ用)

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