コーヒー豆をいかにうまく保存するか。
コーヒー好きの永遠の課題ですよね。
今回は、コーヒー豆保存用の密閉ビンに一工夫してみた、というお話です。
キャニスターが1つで足りるのなら、「一工夫」なんて言わずに、それなりの金額でしかし高性能なキャニスター(これも最後にまとめます)を購入します……が、1つでは足りない場合もあります。
私の場合、最低でも4つ、場合によってはもっと欲しいです。
全部購入すると結構な出費なんですよ。
そんなわけで、あまりお金をかけずにより良く保存できる方法を考えました。
密閉ビン+ポリ袋
私はコーヒー豆の保存にル・パルフェ(Le Parfait)の密閉ビンを使っています。
高い密閉性を誇りますが、フタを開ける度に新しい空気が入り、また香り成分は少しずつ揮発していくでしょう。
それがどうも気になるんですよね。
それで、下記のポリ袋を足してみました。
ポリ袋を密閉ビンの中に入れて、その中に焙煎豆を入れます。
新鮮な(?)空気が簡単に豆に触れないように、あえて高さのある袋を選んでいます。
この長い袋の口をクルクルと巻いてビンの中に収めて……
ビンの蓋を閉めます。
これにより、ビンを開け閉めした際に入った空気も簡単には豆に触れません。
ただし、コーヒー豆から出るガスも逃げられず、例えば焙煎により生じた煙臭さも抜けにくいです。
煙臭さが抜けていないと、たとえ熟成で良い香りが表れても、それが隠れてしまいます。
そのため、私の場合には焙煎から数日は袋の口を閉じずにビンのフタを閉じます。
具体的には、袋の口を先述のように巻くのではなく、下記の写真のように、何て言うのでしょう……腕まくりのように? 巻いてからビンのフタを閉じます。
そして、煙臭さみたいなものが抜けた頃、先述した通り袋の口を閉じるように巻いてからビンのフタを閉じます。
色々試していますが、最近よくやるのは、焙煎からの2日間程度ポリ袋の口を開いたままビンを閉じて……すると煙臭さが抜けてきますので、その後ポリ袋の口を閉じてビンのフタを閉じます。
その後は数日間の熟成で味が落ち着き、香りも熟してくると思います。
真空キャニスター
先述したように、今回の主なテーマは、一工夫することであまりお金をかけずにより良く保存することができないか、というものです。
しかし、最後に、お金をかけられるなら(あるいは1つ買うだけで良ければ)、どんなキャニスターがあるのかもまとめておきます。
欲しいですねぇ (*'▽')
今は密閉ビンとポリ袋を使っていますが、ここで挙げる製品の購入も検討しているため、買ったら試して報告しますね。
Fellow Atmos
Fellowは、注目を集めるコーヒー器具メーカーです。
このメーカーで有名なのはドリップポットやケトルかもしれませんが、キャニスターも扱っています。
フタを回すと空気が抜けて、真空に近い状態で豆を保存できます。
しっかり密閉され、フタのボタンを押して空気を入れてからでないとフタを開けられないほどです。
あるお店でこの製品を試す機会を頂いてから、かなり気になっています。
「真空になるとコーヒー豆内のガスを吸い出してしまうのでは?」と尋ねました。
そのお店の方もそれを心配して試したとのことですが、特にそれは感じないとのこと。
かなり欲しいです (*´▽`*)
Prepara Evak
PreparaのEvakは有名ですよね。
フタをコーヒー豆上部ギリギリまで押し下げることで、豆の劣化を防ぐキャニスターです。
空気に触れさせずに保存したければ、確かにこういう方式もありますよね。
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