電気ケトル[自室・書斎にコーヒーコーナーを作ろう]

電気ケトル 器具

コーヒーのドリップに便利な「電気ケトル」が今回のテーマです。
おすすめ製品10選も紹介しますね。

電気ケトルについて

キッチンでコーヒーを淹れるなら、私はガスの火でお湯を沸かします。
でも私は自室にコーヒースペースを作っていて、そして自室には流石にガスは引いていません。

コーヒーコーナー

そうなると湯沸かしにはカセットコンロやIHクッキングヒーター、あるいは電気ケトルを使うことになります。
前2つは抜群の汎用性ですが、お湯を沸かすというただ1点を求めるならば、スイッチ1つでお湯が沸く電気ケトルは非常に簡便で扱いやすい……ということで、私は自室に電気ケトルを置いています。

もちろんキッチンで電気ケトルを使っても便利ですし、例えば書斎など自分が1番落ち着ける部屋にコーヒースペースを作るのにも良いですよね。
もしその空間にインテリアの一部あるいは主役になるようなお洒落な電気ケトルがあれば、その空間はもっとお気に入りの場所になるはずです。

電気ケトルの使い方は人それぞれ

電気ケトルを選ぶ際にまず考えるべきは「ドリップポットを併用するか否か」という点。

ドリップポット

ケトルで沸かしたお湯をドリップポットに移してドリップ、というのが、おそらく一般的な方法だと思います。
しかし、ドリップポットを使わずにケトルでドリップしたいという要望もあると思うのです。

ドリップポットにお湯を移してドリップする場合ケトルでドリップする場合では、電気ケトルの選び方が違います。
以下で、それぞれの場合のおすすめ電気ケトルを紹介します。

ドリップポットにお湯を移してドリップする場合

「愛用するドリップポットを使いたい」あるいは「電気ケトルはドリップするには重い」という方も多いと思います。

電気ケトルの中にはお湯の温度調整機能があるものと無いものがありますが、お湯をドリップポットに移す場合、温度調整機能は(無駄とは言いませんが)あまり意味がありません。
よって、ここで紹介するのは、お湯の温度を調整する機能のない電気ケトルです。

Russell Hobbs

Russell Hobbs はイギリスのキッチン家電ブランド。
レトロだったり洗練されていたりと、一目見て惹かれるデザインの製品を数多く取り扱っています。

何を隠そう私はこの電気ケトルを愛用していて、そのため少し贔屓目が入ってしまいますが、非常に使い易い電気ケトルです。

電気ケトル

素早くお湯を沸かしてくれるので大変重宝しています。
どのくらい「すぐ」かというと……コーヒー豆の計量 → 手挽き → サーバーとドリッパー・ペーパーフィルターのセット → コーヒー粉のセット、という一連の流れを終える頃にはもうお湯が沸いています。
おかげで「何もせずにお湯が沸くのをただただ待つ時間」なんて普段ほとんどありません。

ZWILLING

ZWILLINGはドイツの有名メーカーですが、実は刃物で有名なのです。
包丁や鍋などは私も愛用していますが、まさか電気ケトルを扱っているとは……知ったときは驚きました。

シンプルですっきりとしたデザインは流石です。

持ち手上部についているボタンを押すとフタを片手で開けられます。
これは珍しい機能です。
大抵の電気ケトルは、ケトルを持ったのと逆の手でフタを外さなければならず、さらに蛇口を回したいとなると、腕が3本必要です。
その点、この電気ケトルはケトルを持った手でフタを開けられるため、スムーズに水の補給ができます。

Toffy

Toffyは日本のキッチン家電ブランド。

この電気ケトルは、何といってもレトロで可愛らしいデザインが特徴でしょう。
家電としての機能性に加え、インテリアの主役にもなりうるデザインが人目を引きます。

空焚き防止機能が搭載されていますし、お湯が沸けば通電ランプが消えます。
基本的な機能は十分に搭載されているといった印象でしょうか。

DeLonghi

DeLonghiはイタリアの家電ブランドです。
コーヒー関連の家電も多く取り扱っている有名メーカーのためご存じの方も多いと思います。

そんなDeLonghiのこちらのケトルは、雫型の愛嬌のあるフォルムと、アンティーク感があり可愛らしい色使いが特徴です。

キッチン家電

無印良品

無印良品は日本のメーカーです(これはご存じの方が多いと思いますが)。

無印良品らしいシンプルかつ無二のデザインですね。
まるで水差しのようです。

この電気ケトルは、倒れてしまった場合に備えて、お湯漏れを防ぐ構造とのこと。

容量が0.5Lと本記事紹介している電気ケトルの中でも比較的小さいのでご注意ください。

ケトルでドリップする場合

ドリップポットを使わずにケトルでドリップする場合には、お湯の温度調整が可能な電気ケトルが便利です。

ドリップに使うお湯の温度は80℃代前半~90℃代前半の範囲で調整するもので、つまり熱湯ではドリップしません。
適温まで冷めるのに数分(湯量により時間は変動)待つのはなかなかのストレスです。

以下で紹介するのは、お湯の温度調整機能のある電気ケトルです。

FELLOW

FELLOWはアメリカのコーヒー器具メーカーです。

この電気ケトルには1℃単位でお湯の温度を調整する機能があります。

ドリップ

また、特徴的なのは温度表示ディスプレイと温度調節ノブでしょう。
ディスプレイには、お湯の現在の温度と目標温度が表示されており、ノブを回して目標温度を設定します。
機能性と外観が両立する洗練されたデザインですね。

持ちやすい持ち手と、細い注ぎ口は、ケトルというよりドリップポットのようです。

HARIO

HARIOは日本の耐熱ガラスメーカーです。
コーヒー好きさんにとってはお馴染みのメーカーかと思います。

このケトルは1℃単位でお湯の温度調整が可能です。

細口で、まるでドリップポットのような形状ですね。

T-fal

T-falはフランスの調理器具メーカーです。

電気ケトルといえばT-falですよね。
でも良く知られたT-falの電気ケトルとは形状が違い、まるでドリップポットのようです。

8段階(40・60・70・80・85・90・95・100℃)でお湯の温度を設定する機能があるとのことで、特に80~100℃の間は5℃単位で調整できますので、お湯を冷ますのに要する時間は最小限で済むでしょう。

山善

山善は日本のメーカーで、工作機械や家電などを扱っています。

1℃単位でお湯の温度調整ができる電気ケトルです。

スタイリッシュな外観で、何とも雰囲気があります。
ドリップポットのように注ぎやすい細い注ぎ口が特徴です。

APIX

APIXは日本のメーカーで、デザイン家電を数多く扱っています。

このケトルは真っ直ぐに伸びた円柱形が美しい、特徴的なデザインです。

1℃単位でお湯の温度調整ができます。

なお、容量は0.4Lと小さめのため、注意してください。
一般的にコーヒーカップの容量は140ml前後ですが、マグカップであればその倍程の容量があるものも少なくありません。
加えて、コーヒー粉やペーパーフィルターもお湯を吸いますし、終了時にドリップポット(ケトル)が空になるようなギリギリの湯量だとドリップし難く感じるでしょう。
0.4Lという容量は、基本的には1人分のコーヒーを淹れるのにちょうど良い、くらいの認識が正しいと思います。

最後に

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

キッチンでドリップする場合はもちろん、自室・書斎などにコーヒースペースを作る場合にも便利な電気ケトル。
是非お気に入りを見つけてください。

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