コーヒーを始めると、器具にこだわり、技術を磨き、焙煎にまで手を出し……そしてついにはシチュエーションにこだわり始めます。
自室で飲むコーヒー最高、という方もいらっしゃるでしょう。
どこで飲むかじゃない誰と飲むかだ、という方もいらっしゃるでしょう。
そして、私のように、焚火で湧き水を沸かして淹れるコーヒーが1番美味しいに違いない、と考える方もいるのではないかと思います。
外でコーヒーを飲みたいがためにアウトドアを始めた私がおすすめする、アウトドア向きドリッパーを今回紹介します。
おすすめアウトドア向きドリッパー
DOOGOO THE MICRODRIPPER
THE MICRODRIPPER はとにかく小さいドリッパーです。
あまりにも小さいので、びっくりしてついつい買ってしまいました。
例えばフィルターケースに、ペーパーフィルターと一緒にこのドリッパーを入れて持ち運ぶなんてこともできるサイズです。
2人用の円錐形ペーパーフィルターを使います。
RIVERS ケイブ リバーシブル
次に紹介するのはRIVERSのケイブ リバーシブル。
リバーシブルというだけあって両面使えます。
リブが短い(上写真左)と、しっかりとした味わいになります。
リブが長い(上写真右)と、すっきりとした味わいになります。
また、裏返せるくらい柔らかいのですから、小さく歪めてカップやケトルに入れて携帯できます。
携帯性に関係するのは「小さい」と「軽い」くらいだと思っていた私ですが、このドリッパーを知って「柔らかい」も携帯性を上げると知りました。
円錐形のペーパーフィルターを使います。
2人用フィルターを試したところドリッパーの上の方が余って、4人用だとフィルターの上の方が余りました。
どちらのサイズでも使えますが、私は4人用フィルターを使っています。
注意事項として、このドリッパー単体ではカップやサーバーの上に乗せられません。
ドリッパーホルダーが必要になります。
ドリッパーホルダー「ポンドF(FはFold=折りたたむ)」は軽量かつ小型で、持ち運びやすいです。
2つ上の写真(ドリッパーを畳んでカップに収納した写真)でも、ドリッパーと一緒に、実は折りたたんだドリッパーホルダーも収納されています。
Melitta アロマフィルター
アウトドア好きの中にはこう思う方もいるはず。
「できるだけ少ない器具でキャンプしたい。ケトルとドリップポットの両方だとかさばる……」
そんなとき(ドリップポットでなく)ケトルから注いでも問題のない、メリタ式ドリッパーはどうでしょうか?
アウトドア用ではありませんが、簡易に美味しいコーヒーが淹れられるこのドリッパーはアウトドアにも向いています。
ハンドドリップというと、ケトルで沸かしたお湯をドリップポットに移した上で、ゆっくりお湯をコーヒー粉に注ぐ……というイメージでしょう。
でもそれはメリタ式には当てはまりません。
技術なんて不要。ドリップポットを使う必要もないでしょう。やかんでドバっと一気に注いじゃってください。
あとは勝手にゆっくりと、しっかりとした味のコーヒーが抽出されます。
ペーパーフィルターは純正(ドリッパーと同メーカー)のものの使用をおすすめします。
コンセプトがドリッパーと同じですからね。
最後に
コーヒー好きのドリッパーへのこだわりは凄まじいものがあります。
アウトドア好きの器具へのこだわりも凄まじいものがあります。
必然的にアウトドアに持ち出すドリッパーにはこだわりたくなるというものでしょう。
この記事が皆さんのドリッパー選びの役に立てば幸いです。
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