100均(Seria)簡単DIY始めます。
暖かくなって外遊びが楽しい時期が近づいてきたので、外に持ち出すドリップスタンドを作りました。
材料費が安くて簡易的な1段階目と、そこに少し材料費と手間とそして機能性を足した2段階目、さらに機能を追加した3段階目――全3段階のDIYです。
材料
100均(Seria)製品
100均(Seria)で材料を集めました。
1段階目のDIYで終えると330円
- 焼き目 杉材(15cm × 20cm × 1.1cm) × 1
- アイアンスクエアブラケット(以下、ブラケットと呼称) × 2
2段階目のDIYまで進めると+220円(累計550円)
- 焼き目 杉材(15cm × 20cm × 1.1cm) × 1
- インテリア アイアンバー 平ショート(以下、アイアンバーと呼称) × 1
3段階目のDIYまで進めると+440円(累計990円)
- 焼き目 杉材(15cm × 20cm × 1.1cm) × 1
- フェイクレザースタンド × 1
- マグネットタックピース × 1
- シリコーン加工プリンカップ 小(以下、プリンカップ) × 1
全9点の100均製品で、合計990円(税込み)です。
ただし、ここにネジ代および工具代(ドライバーなど)は含みません。
それも100均で揃えるべきでしょ――すみません (;´∀`)
ネジ
今回購入したブラケットは、4辺のうち3辺に直径およそ0.5cmの穴が2つずつ開いており、ここにネジを通して木材と固定するようになっています。
つまり、ネジが必要です。
なのですが……問題が発生しました。
今回ブラケットを2つ購入してきて、自宅に帰ってからようやく気が付いたのですが――
――ネジが付属しているものと、付属していないものがあります Σ(゚Д゚)
同じ製品のはずなのですが、たぶん古い在庫と新しい在庫ですね。
そんな訳でネジが不足していますが、これが実はなかなか大きな問題なのです。
焼き目杉材の厚みが1.1cm、ブラケットの厚みが0.2cmで、合計1.3cm。
単純に計算すると、ネジの長さが1.3cmを超えた場合には板を突き抜けてしまいます。
加えて、ネジの頭部分が、ブラケットの穴(直径およそ0.5cm)を素通りしない大きさでなくてはなりません。
100均でも短いネジ(と少し長いネジがセットになった製品)は売っているのですが、頭の部分のサイズまで選べるほど品揃えは良くありません。
私は以前購入した同種の製品に付属していたネジを取っておいたので、それを使えました。
でも、通常は短くても頭部分がそれなりに大きいネジを探すことになります。
ネットで探すと……
↑このくらいのサイズでしょうか。
↓もう1つ太くても良いかもしれませんね。
作成
1段階目
1段階目のDIYでは、ドリップスケールを置く土台部分(焼き目杉材)とドリッパーを置くスタンド部分(ブラケット)を繋ぎます。
ブラケットの位置と向きには注意しました。
焼き目杉材の真ん中ではなく奥方向にずらした位置にブラケットを配置します(理由は後述)。
また、ブラケットの唯一穴が開いていない辺が上に向くようにします。
裏返して、焼き目杉材とブラケットをネジ止めします。
割れ防止のため、そしてネジをまっすぐ刺すために、焼き目杉材には電動ドリルで下穴を開けてから行いました。
さて、ここで1度ドリップスケールを設置してみましょう。
焼き目杉材のサイズが15cm(横幅)×20cm(奥行)×1.1cm(厚み)。
このドリップスケールは12cm(横幅)×19cm(奥行)×2.9cm(厚み)です。
ほぼちょうど良いサイズですね。
大抵どんなドリップスケールでも、手前側に表示・ボタン部分が、奥側に計測する部分があります。
計測する部分のほぼ真上にブラケットを配置しようと思うと、ブラケットを焼き目杉材の奥の方に配置する必要があった訳です。
2段階目
2段階目のDIYではペーパーフィルターホルダー(アイアンバー)を取り付けます。
まずは、横(今度はブラケットの外側)にも焼き目杉材を取り付けます。
私は右側に取り付けましたが、左右どちらでも構いません。
この板にアイアンバーを取り付けます。
下穴を開けてからネジ止めですね。
このアイアンバーがペーパーフィルターを入れるのに丁度良いのです。
上の写真に写っているのは、1~2杯用のペーパーフィルターです。
3段階目
3段階目は少々独特で、アウトドアで使用することを想定したDIYです。
アウトドアではテーブルが完全に水平なんてことは極めて稀です。
普通は少なからず天板に傾斜がついてしまい……コーヒーミルが倒れます (´;ω;`)
そんな訳で屋外ではミルスタンドがあると便利です。
焼き目杉材を2段階目とは逆の側面(ブラケットの外側)に取り付け、そこにフェイクレザースタンド(たぶん本来はペン立てでしょう)を取り付けます。
下穴を開けて、ネジで固定しました。
あ……っ!
……向きを間違えました (^^;)
上の写真ではフェイクレザースタンドの継ぎ目部分が手前に来ていますが、180度回してここを焼き目杉材側に向ければ継ぎ目を隠せましたね。
最後は、コーヒー豆の計量に使うカップです。
迷いに迷って、結局自室で豆の計量に使っているものと同じ製品を買い足しました。
これ、実はプリンカップなんです。
上の写真に外径と高さが書いてありますが、直感でどのくらいのサイズかつかめるでしょうか。
サイズ感をつかむために、下の写真も少しばかりフライングですが載せてしまいましょう。
元々はフックに引っかける穴があるものを探していました。
プリンカップにはそんな穴はない訳ですが、磁石を使えば問題解決です。
裏がテープになった磁石(マグネットタックピース)を買ってきました。
この製品は2cm四方の小さな磁石がいくつも入っていて、今回は4枚貼りました。
今回購入したプリンカップは芯の部分が鉄ですので、磁石にしっかりくっつきます。
最後に
まもなく暖かな季節がやってきます。
休日に外出することも増えていき、外コーヒーが楽しくなる季節です。
ドリップスタンドを車に積んで、非日常へとお出かけしてきます (*‘ω‘ *)
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