コーヒーゼリー[作り方・美味しい食べ方]

コーヒーゼリー 飲み方

今回はコーヒーゼリーの作り方、楽しみ方です。

コーヒーゼリーの長所は、コーヒー(+甘味料)をゼラチンで固めるというシンプルなレシピ簡単に作れること。
そして、我々コーヒー好きにとってのもう1つの長所は、コーヒーの味わいがゼリーの味にダイレクトに反映されるため、こだわりのコーヒーを飲んでいる人ほど美味しいゼリーが作れること、です。

プロや、趣味で作っているお菓子作り名人はたくさんいます。
そういう人たちを手作りお菓子で上回るなんて、まあ無理です。
でもコーヒーゼリーに関しては、自慢のコーヒーさえあれば、彼ら/彼女ら以上の極上のゼリーが作れす。

材料一覧

  • コーヒー生豆 30g(または焙煎豆 25g)
  • お湯 500ml程度(コーヒー抽出量は250mlだが、多めに用意した方が扱いやすい)
  • 甘味料 20g
  • ゼラチンパウダー 5g

作り方

コーヒーゼリー作りの工程は、ざっくり記すと下記の通りです。

  1. コーヒー豆の焙煎
  2. コーヒーのドリップ
  3. ゼラチンと甘味料を溶かす
  4. 冷やす

1つずつ説明しますね。

1.コーヒー豆の焙煎

まずはコーヒー焙煎します。
焙煎の仕方は様々ですが、私のおすすめは半熱風式手網焙煎です。
通常の(直火式の)手網焙煎は風味の輪郭が明確になり、ともすれば大味で煙臭くなってしまいかねないのですが、アルミホイルを併用する半熱風式ならコーヒー豆本来の香りを残しつつ活かす繊細な焙煎が可能です。

使用するコーヒー豆はお好みで選んでも構いませんが、コーヒーゼリーは深煎りで作ると美味しい(浅煎りだと酸味が気になるかも)ため、深く煎っても個性の消えない強い味わいの豆が良いと思います。

今回はエチオピア/シャキッソのナチュラル精製(天日干し)の豆を選びました。

エチオピア

浅く煎っても上品な美味しさの豆ですが、これを深く煎ると艶やかな甘さが出て抜群なのです。
そんじょそこらには無い美味しいコーヒーゼリーができますよ ( *´艸`)

生豆30gを深く煎ります。

半熱風式手網焙煎

2ハゼ開始後、徐々にハゼの頻度が上がり……激しくハゼ始めてからおよそ30秒程度で煎り止めしました。
一般的にフレンチローストと呼ばれるくらいの焙煎度でしょうか。

生豆で30gですが、焙煎豆は24.3g……ふむ、まあこのくらいでしょう。

生豆と焙煎豆

焙煎すると、水分が飛んで軽くなります。
膨張しているのも写真から分かりますね。

正確を期すなら30gより少し多めに(焙煎豆が間違っても25gを下回らないように)焙煎しておいて、焙煎豆25gを測って使うべきですが……今回はその辺りアバウトにいきます。

焙煎豆を購入してきたなら、25gを使用しましょう。

2.コーヒーのドリップ

濃いめのドリップコーヒーを淹れます

お湯の温度は90℃代前半にします。
通常時は80℃代のお湯で深煎りコーヒーを淹れる方も、コーヒーゼリー作りではお湯の温度を高めにします。
これは味を強く出したいからというのもありますが、もう1つ、ドリップ後にゼラチンを溶かすとき、それなりに熱くないとゼラチンが溶けにくいからです。

同様の理由から、計量カップは予めお湯で温めておくと良いと思います。

計量カップの上にドリッパーを置いてドリップします。

ドリップ

抽出量(注湯量ではなく)が250mlになったらドリッパーをどけましょう。

3.ゼラチンと甘味料を溶かす

コーヒーが熱いうちにゼラチンパウダーと甘味料を入れ、混ぜて溶かします。

混ぜる

冷めると溶けませんので、コーヒードリップ前からいつでも投入できるようにゼラチンパウダーと甘味料は準備しておきましょう。

甘味料はお好みのものを。
グラニュー糖や三温糖、きび砂糖や黒糖も良いですね。
はちみつやメープルシロップもありです。

当然ながら甘味料ごとに甘さは違うため、先述したレシピ通りの量(20g)でなくても構いません。
そもそも甘さは好みのわかれるところですから、最もありふれた甘味料「砂糖」を使う場合でも20gがベストとは限りません。

4.冷やす

コーヒー(ゼラチン、甘味料入り)を少々冷ました後、タッパーに移しフタをして冷蔵庫に入れます。

タッパーに移す

およそ2時間程度で固まります。
もっと柔らかい方が好みであれば次回からゼラチンを減らすかと思いますが、その場合はもっと長く待たないと固まらないかもしれませんね。

私はタッパー内で固めておいて、食べる直前に器に移して食べるのが好きですが、タッパーを使わずに器に注いで冷蔵庫内で冷やしても構いません。
その場合は器の中で売り物のように綺麗に固まりますので、誰かに食べてもらうならその方が良いでしょうか。

食べ方

そのまま

もちろん何もかけずにそのまま食べても美味しいです。

コーヒーゼリー

こだわりのコーヒーで作ったなら、1度はそのまま食べてみたいところですよね。

生クリーム/コーヒーフレッシュ(ポーションミルク)

コーヒーゼリーにクリームをかける

コーヒーゼリーの場合は、生クリームをそのまま(ホイップせずに)かけるのが1番の王道かと思います。
でもホイップしてから乗せるのも良いですよね。

バニラアイス

お子様でもコーヒーゼリーを食べやすくするには、これが1番でしょうか。
まあ、大人が食べても美味しいですけどね (^^;)

ココナッツミルク

ちょっと変わり種、ココナッツミルクなんてどうでしょう。

メープルシロップなどの甘味料を少し垂らしても良いかもしれませんね。

シナモンパウダー

コーヒーには、実はシナモンがよく合います。
コーヒーゼリーに生クリームをかけてからシナモンパウダーを振りかける、なんてどうでしょう。

お子様向きのアイス乗せコーヒーゼリーと同じものを用意して、お父さんお母さんはシナモンでちょっと大人味に、なんてこともできますね。

キャラメルソース

市販のものもあるかもしれませんが、せっかくなので手作りしましょう。
さほど複雑な工程はありませんよ。

まず材料一覧。

  • 水 10ml
  • 甘味料 50ml
  • 生クリーム 50ml

調理工程は下記の通りです。

  1. フライパンに水と甘味料を入れて、茶色く色づくまで可能な限り混ぜずに熱する
  2. 火を止めて生クリームを数回に分けて注ぎ、その都度ヘラで混ぜる
  3. ビンなどの保存容器に移し替え、冷ます
キャラメルソース作り

プリンにかけるカラメルソースを作ったことがある方ならピンと来ると思いますが、途中まではカラメルソースの作り方です。
最後に、未だ熱を持っているうちに生クリームを注ぎ入れて混ぜるとキャラメルソースができます。

コーヒーゼリーに生クリームをかけて、上からキャラメルソース、なんてたまりませんね。

最後に

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
お菓子作りが得意でなくても、美味しいコーヒーさえあれば美味しく作れるコーヒーゼリー。
宜しければ、是非作ってみてください (*´▽`*)

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