ただコーヒーを飲むより、ただお菓子を食べるより、より充実した時間を作ってくれるフードペアリング(Pairing)。
コーヒーとお菓子の組み合わせが今回のテーマです。
洋菓子と和菓子に分けて見ていきましょう。
洋菓子
大事なのは「馴染む」組み合わせを探ること。
つまり、似た味わい同士を組み合わせるのが基本です。
浅煎りエチオピア ✕ フルーツタルト
エチオピアなどアフリカのコーヒーはフルーティーな味わいが特徴。
これにフルーツタルトを合わせると非常に馴染みます。
中煎りコロンビア ✕ チーズケーキ
中煎りコロンビアは酸味程よくマイルドな味わい。
仄かな酸味があり滑らかなチーズケーキとよく馴染みます。
ただ、チーズケーキも色々です。
例えば、ベリーなどのフルーツたっぷりのレアチーズケーキの爽やかな味わいには、比較的浅い焙煎度のコーヒーを合わせたいところです。
一方、キャラメルソースなどの濃厚なソースをかけたチーズケーキもあります。
こういったチーズケーキでは比較的深い焙煎度の方が相性が良いと言えます。
深煎りケニア ✕ ミルクチョコレート
深煎りケニアの特徴はこっくりとした深いコクと甘み。
同じくコク深いミルクチョコレートとの相性は抜群です。
和菓子(あんこ)
和菓子の中でもコーヒーに合うものといえば「あんこ」です。
あんこを使った和菓子には色々なものがあり、それぞれに合わせるべきコーヒーがあります。
浅煎りニカラグア ✕ いちご大福
あんこ単体では中煎り以上に煎ったコーヒーに合いますが、いちごが加わればさっぱりとし、さらにいちごの酸味が加わります。
よって、同じくフルーティーな浅煎りニカラグアがよく馴染みます。
中煎りブラジル ✕ どら焼き
コーヒーの王道・中煎りブラジルと、和菓子の王道・どら焼きの組み合わせです。
中煎りブラジルは酸味も苦味もバランス良く、また、どら焼きは甘いあんこを優しい味わいの皮が包むことでこれもバランスの取れた味わいです。
例外として、バターを加えたバターどら焼きや、生クリームとあんこを混ぜた生どら焼きのような、乳製品を合わせてコクを増したどら焼きの場合には深煎りと合わせたいところです。
アイス深煎りインドネシア ✕ 熱々のたい焼き
たい焼きは本記事で紹介しているお菓子の中で唯一熱い状態で食べることもあるお菓子です。
熱いと甘さを強く感じますよね。
口内をすっきりさせるためにアイスコーヒーが欲しくなります。
深煎りインドネシアのこっくりとした深いコクはたい焼きの甘さにも負けません。
たい焼きが冷めたら、コーヒーの焙煎度を少々浅くすると良いと思います。
ホットコーヒーと合わせても良いですね。
最後に
今回は王道のペアリングについて取り上げ、似た味わい同士の「馴染む」組み合わせを紹介しました。
いずれはもっとマニアックなお菓子までカバーしたり、「馴染むわけじゃないのに何故か合う」組み合わせについても紹介したりできると良いですね。
そのためにも色々食べます (*´ω`)
ブログのためです。嘘じゃないです (;'∀')
コメント