焚き火でフライパン(スキレット)コーヒー豆焙煎します。
前回(フライパンコーヒー豆焙煎①[屋内で練習])は、カセットコンロでフライパン焙煎を練習しました。
今回はいよいよ本番です。
予備知識・準備
予備知識は下記の記事にて。
特に「1ハゼ」「2ハゼ」「チャフ」などのざっくりとした知識は必要かと思います。
下記は手網焙煎する際の流れですが、フライパン焙煎でもこれを目標にします。
どんなフライパンでも焙煎できますが、今回はスキレット(鉄フライパン)を使います。
生豆を50g用意しました。エチオピアだったかと思います。
焙煎
焚き火でスキレットを予熱して生豆を投入します。
木べらで攪拌しながら、焙煎していきます。
しっかり攪拌したら3~5秒手を止めて、また攪拌して手を止めてを繰り返します。
手網焙煎のように常時振るような焙煎と比べると腕の疲労はかなり少ないです。
煎りムラが生じてしまったら場合は早めに対処します。
一時的に火から下ろし、余熱で軽く火を通しながらしっかり攪拌すれば、多少の煎りムラなら取り返せました。
煎りムラが消えた頃にまた火にかけ、攪拌しながら煎っていきます。
今回は開始から10分程度で1ハゼが始まりました。
ハゼと焙煎度の関係は下記の通りです。
浅煎り:1ハゼ半ば~1ハゼ終了
中煎り:1ハゼ直後~2ハゼ開始
深煎り:2ハゼ開始直後~2ハゼ半ば(これを超えると苦過ぎ)
今回は1ハゼが終わって少し煎ったくらい(中煎り。ハイローストくらい)で煎り止めします。
焙煎豆をザルに移し、予熱で焙煎が深まってしまう前にうちわなどで風を送って熱を取ります。
焚き火で煎ったにしては綺麗に煎れたのではないでしょうか (*'▽')
ドリップ
大きめのマグ2杯分くらいの分量を煎りましたので、まずは半分くらいの分量(と思っていましたが、半分よりかなり少なめでした)淹れましょう。
汲んできた湧き水を焚き火で沸かして、さあドリップしましょう。
良い香りですね。素晴らしい。
かなり美味しく煎れました (*´ω`)
感想
フライパン焙煎は非常に簡単でした。
焚き火は火力が安定しないため、以前手網焙煎した際には大変苦労しました。
しかし、フライパンは熱を蓄えるため、多少火力が不安定でも安定して加熱できます。
また、煎りムラが生じ始めたら、一旦火から下ろして余熱で加熱しながらムラを消していく……なんて手網焙煎ではできませんが、フライパン焙煎ならば可能です。
また、料理に慣れている方であれば、フライパンの熱がどのくらい保たれて、どのくらいの頻度で攪拌すれば焦げないのかという点に勘が働きます。
簡単に美味しいコーヒーを煎ることができるフライパン焙煎、おすすめです。
スキレット以外のフライパンでも大丈夫ですよ。
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