アウトドア焙煎の生豆容器はstasherがクール

シリコンバッグとコーヒー生豆 焙煎

プラスチックフリーでサステナブル。
コーヒー豆の持ち運びにはシリコンバッグという記事です。

なぜシリコンバッグなのか

自然の中でコーヒーと共に過ごす時間は静かでゆったりとしたものでなければなりません。

だというのに――
歩くだけでシャカッ…シャカッ……
バックパックの中から陽気にシャカッ…シャカッ…………

せっかくの静寂をぶち壊し、私を強制的にラテンのリズムに乗せてくるこの音は、ハードボトルに詰めたコーヒー豆。マラカスなんて求めていません。

もう我慢ならん! こんな容器使ってられるか!

……冒頭のプラスチックフリーだのサステナブルだの意識の高い発言は忘れてください。
単にシリコンバッグは豆を入れても音が鳴らないから選んだだけです。

シリコンバッグも千差万別

一口に「シリコンバッグ」と言っても、実はブランドによって使い心地や得意分野は千差万別。

「Zip Top(ジップトップ)」はとにかくお洒落。
ガバッと広く開いて安定して自立するから、調理ボウルや器の代わりとして、そのまま日常的な食事や旅先で使えるデザイン性の高さが魅力です。
ただし、液体を入れた場合は立てた状態で使用することが求められるため要注意。実は、完全密閉のシリコンバッグはそう多くないのです。
今回の用途では液体を入れるわけではありませんが、コーヒー豆を入れるには密閉性は気になるところですね。

一方、「100均」知っての通り安価ですが、機能性という観点では今一つと言ったところ。
開口部を閉めるために専用のプラスチック製バー(別パーツ)をスライドさせるタイプも多く、これで密閉性を得ている訳ですが、バーを無くしそうな点や毎回のひと手間が気になります。
バーを使わないタイプもありますが密閉性が低く、バッグの中で力が加わると開いてしまうこともあります。

こうして選択肢を絞っていくと、最終的に残る選択肢は2つ。
公式が「液漏れしない」と太鼓判を押すほどに密閉性が高く、別パーツも必要としないシリコンバッグ。
実力派2大ブランドです。

それが、「stasher(スタッシャー)」「OXO(オクソー)」

stasherは、シリコンバッグの元祖という訳ではないのですが、使い捨てプラスチックをなくそうという時代が求める理念で市場を切り開き、シリコンバッグを世界中に広めた立役者です。
独自技術のピンチロックシステムは高い密閉性を誇り、水を入れて逆さまにしても漏れないと、何と公式が宣言しています。

OXOのシリコンバッグも液漏れし難く、さらに、何と裏返しで洗えてしっかりと乾かせます。流石はユニバーサルデザインで有名なOXOですね。

stasherを選択

2大ブランドのラインナップの中で、自立するものに絞ったときの最小サイズを比べてみましょう。

stasher
ボウル SSサイズ
容量:236ml(8oz)
寸法:高さ12.1 × 横15.2 × マチ6.4cm

OXO
シリコンスタンドバッグ Sサイズ
容量:355ml(12oz)
寸法:高さ12.5 × 横15.5 × マチ5.5cm

厚み

stasherとOXOは容量がこれだけ違うのに実は寸法はさほど差がないことから、stasherのシリコンは肉厚だということがわかりますね。
「その分しっかりしている」と見る人もいれば「無駄にデカい」と見る人もいるでしょう。私は前者です。
マチに至ってはむしろstasherの方が厚いので、水平なんてまず得られないアウトドアでも安定感が期待できます。

シリコンという素材が尖ったものに弱いと知ってはいても、金属パーツや刃物といった鋭利なギア、そしてささくれ立った薪や木の枝がひしめき合うのがアウトドアという環境。

キャンプギア

何かにぶつけたり、不意に擦ったりするリスクを考えれば、stasherの肉厚さこそが安心に繋がります。
家のキッチンで大人しく使うなら薄いことも魅力でしょうが、現場は山です。

私は結局stasherを選びました。

容量

stasherの容量がちょうど良いことも、選んだ理由です。

私の場合1回のドリップで焙煎豆を15g使います。
焙煎後の片づけを終えてまず1杯、焚き火をするなら湧き水を沸かして1杯、夕飯後にも1杯、そして翌朝にも1杯――飲むのは4杯程度でしょうか。つまり必要な焙煎豆は60g。

しかし、家ならまだしもアウトドアでは計量しない(昔はドリップスケールを持って行ってたんですがもっと大らかにやろうと思って)ため、焙煎豆を使い過ぎることもあります。
多少の余裕を持って65gほどの焙煎豆があると安心です。

65gの焙煎豆の体積は200~240ml。
stasherのボウルSSが容量236mlですから、大抵の場合は収まります。

焙煎豆65gは生豆時点で75~80gで、私は80g持っていってます。
生豆は密度が高く80gでも115ml程度ですから、stasherに余裕を持って収まりますね。

家で75~80gの生豆を詰める → 外で煎って65gにして戻す。これが私のstasher活用法です。

シリコンバッグとコーヒー生豆

本当は生豆用と焙煎豆用を分けるべき

ここからは正直なところを書きましょう。注意喚起なんて偉そうですが念のため。

生豆を入れていたシリコンバッグに焙煎豆を戻すのは不衛生です。
というのも、生豆はカビ、虫、土・石などの異物が付着している可能性があるからです。まあ農作物ですからね。

焙煎豆は高温で殺菌されていますが、問題は生豆を入れたことによるシリコンバッグの汚染。
それほど長期間入れっぱなしにする訳ではないのもあって、私は開き直って1つのシリコンバッグに生豆も焙煎豆も入れていますが、本当は生豆用と焙煎豆用の2つのシリコンバッグを持参するべきです。

シリコンバッグとアウトドア焙煎

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